餞別のお札の向き迷わない!お札は顔が上?下?

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転職や引越し、留学などでお世話になった方に「餞別」を贈る機会、ありますよね。
そんなとき、ふと気になるのが 「お札の向きって、これで合ってる?」という疑問。
実は、餞別を包むときのお札の向きにはしっかりとしたマナーがあるんです。

慶事だからこそ「失礼のないようにしたい」と思うのは自然なこと。
でも、香典やご祝儀と混同してしまったり、封筒の使い方に迷ったり…ちょっとした違いが気になりますよね。

このブログでは、餞別に包むお札の正しい向きやマナー、新札の使い方、袋の選び方までをわかりやすく解説します。
写真や具体例も交えながら、誰でも安心して実践できる内容にしていますので、ぜひ参考にしてください!

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餞別とは?贈る場面と意味を簡単に確認

餞別は「門出を祝う気持ち」のお金

「餞別(せんべつ)」とは、旅立つ人や環境が変わる人に対して、感謝や応援の気持ちを込めて贈る金品のことです。
特に日本では、「お世話になりました」「これからもがんばってください」という気持ちを込めてお金を包むことが多く、相手の新しい門出を祝う慶事の贈り物として扱われます。

お祝いと感謝の両方の意味を持つため、ただ金銭を渡すというよりも、「気持ちを形にしたプレゼント」と言えるでしょう。


餞別を渡す代表的なシーン

餞別はさまざまな場面で用いられますが、主に以下のような人生の転機や新しいスタートの際に贈られます。

転職・退職

職場を離れる同僚や上司に、これまでの感謝と今後の活躍を祈って餞別を贈ることがあります。送別会で渡すことが多いです。

引越し・留学

遠方へ引っ越す人や、海外留学に旅立つ友人・家族などにも「体に気をつけてね」「がんばって!」という思いを込めて餞別を渡します。

結婚や出産での退職など

ライフイベントをきっかけに職場を離れる人への餞別もよく見られます。「新しい生活がうまくいきますように」というお祝いの気持ちを込めて贈るのが一般的です。


これらのように、餞別は単なる形式的なものではなく、相手への心遣いを伝える大切なマナーのひとつ
だからこそ、お札の向きや包み方など、ちょっとしたポイントにも気を配りたいですね。

お札の向きはこう!顔の位置と入れ方

表と裏ってどっち?

まず、「お札の表と裏ってどっち?」という疑問から解消しておきましょう。
日本のお札では、肖像画(人物の顔)が印刷されている面が「表」になります。
一方、建物や模様などが印刷されている面が「裏」です。

例えば、一万円札でいえば渋沢栄一の顔がある側が表ですね。
この「表と裏」を正しく理解することが、お札の向きを判断する基本となります。


お札の正しい向きとは?

餞別などのお祝い事では、お札を封筒に入れる際に、「表(肖像のある面)」を前にし、顔が上になるように入れるのがマナーです。

具体的には、封筒を縦に持ち、上部からお札を差し込むとき、
開けたときに人物の顔が上を向いている状態になるようにしましょう。

これは相手が袋を開けたとき、きちんと整った状態でお札が見えるようにするという、心遣いを表すマナーでもあります。


●お祝いごとは「顔を上に」

お札の向きには、実は意味があります。
慶事(お祝いごと)の場合は、「気持ちが明るく、前向きであるように」という願いを込めて、顔を上にするのが習わしです。

逆に、弔事(お葬式や香典など)では、顔を下にして入れるのが一般的。
これは「不幸が重ならないように」という意味が込められています。 つまり、餞別は「前向きな門出」=顔を上にという考え方になるのです。
このように、正しいお札の向きは、相手に対する敬意や思いやりを形にしたものなんですね。

新札じゃなきゃダメ?お札の選び方

●新札が基本だけど、絶対ではない

餞別などのお祝い事では、新札を使うのが基本のマナーとされています。
新札は折り目もなく、パリッとした印象があり、受け取った側にも丁寧な気持ちが伝わります。

ただし、急なタイミングや手元に新札がない場合、必ずしも新札でなければならないというわけではありません。
その場合は、可能な限り状態の良いお札を選ぶようにしましょう。


●新札=事前に準備していた気持ちの表れ

なぜ新札がよいとされるのでしょうか?
それは、「新札=あらかじめ用意していたもの」という意味があるからです。

あらかじめ準備をしていた=相手の門出を大切に思っていた証にもなるため、新札は「気持ちのこもった餞別」として好まれます。

「ちゃんと準備してくれたんだな」という印象を与えることができ、相手への敬意が自然と伝わるんですね。


●ない場合は「できるだけきれいなお札」を選ぶ

とはいえ、すべての人が常に新札を持ち歩いているわけではありません。
もし新札が手元にない場合は、できるだけ折り目の少ない、汚れのないお札を選びましょう。

銀行のATMでも、比較的きれいなお札が出てくる時間帯や場所がありますし、どうしても用意できない場合は、アイロンを軽くあてて折り目をのばすという方法もあります(ただしお札に損傷を与えないよう注意が必要です)。


このように、お札の「状態」にも気を配ることで、餞別の印象がより丁寧になります。
形式だけでなく、「相手を想う気持ち」が見えることが大切となります。

餞別袋(のし袋・ポチ袋)の選び方

●金額によって袋を使い分ける

餞別を包む袋には、金額に合わせた「ふさわしい袋選び」が大切です。
数千円〜5,000円程度であれば、シンプルなポチ袋や小ぶりなのし袋が適しています。
一方で、1万円以上など高額になる場合は、正式なのし袋(祝儀袋)を使用するのがマナーです。

袋が豪華すぎたり、逆にカジュアルすぎると違和感があるため、中身の金額とのバランスを意識して選ぶことがポイントです。


●のし付きが基本!水引にも注意

餞別は慶事の一種なので、袋には「のし(熨斗)」が付いているものを選びましょう。
また、袋にかけられている水引(飾り紐)にも意味があります。

餞別で使用するのは、紅白の蝶結びが一般的。
蝶結びは「何度でも結び直せる」ことから、繰り返しても良いお祝い事に使うとされています。

※ただし、退職や結婚での退職など「人生の節目」の場合は、一度きりの意味を持つ「結び切り」を選ぶ地域や慣習もあるため、職場や地域の風習に合わせましょう。


●餞別の表書きの書き方

袋の表面に書く「表書き」は、相手に失礼がないように丁寧に書くことが大切です。
一般的な表書きは以下の通りです:

  • 「餞別」
  • 「御餞別」
  • 「御礼(お世話になった方への感謝として)」
  • 「御祝(結婚や出産での退職などの場合)」

名前は表書きの下にフルネームで書きます。会社やグループで渡す場合は、「○○一同」とするのが一般的です。

筆ペンや毛筆で書くのが理想ですが、サインペンでも丁寧に書けばOK。文字がにじみにくいペンを使うと安心です。

まとめ

お札の向きも袋選びも“心づかい”が大切

餞別は、相手の門出を祝う気持ちを形にした大切な贈り物です。お札の向きや袋の選び方、新札の有無といった一つひとつの所作には、贈る人の心づかいが表れます。形式ばかりにとらわれる必要はありませんが、「気持ちをきちんと伝えたい」という思いを込めて準備することで、受け取る側の心にもきっと温かく届くはずです。

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