新盆・初盆のお供え物の選び方とお供えの仕方

スポンサーリンク

新盆・初盆は故人や遺族にとってとても大切な行事です。この期間には法要を行い、新盆・初盆のための飾りを用意することが一般的です。しかし、初めて新盆・初盆を迎える遺族の方には、何を用意したらよいのか、お供え物をどのようにしたらよいのか分からないことが多いでしょう。ここでは、新盆・初盆のお供えに必要なものの選び方やお供えの仕方についてご紹介します。

スポンサーリンク

新盆・初盆とは?

新盆・初盆とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを指します。両者の意味は同じで、各地方や地域で呼び方が異なります。例えば、新盆は「にいぼん」「あらぼん」「しんぼん」、初盆は「はつぼん」「ういぼん」などと呼ばれ、関東地方では「新盆」、関西や九州地方では「初盆」と呼ばれることが多いです。同じ都道府県内でも地域ごとに呼び名が変わることがあります。

通常のお盆は毎年行われますが、新盆・初盆は故人が亡くなって初めてこの世に戻ってくるとされる特別な行事です。そのため、通常のお盆よりも華やかな飾りつけをし、親戚や故人と親しかった人々を招いて僧侶によるお経をあげていただきます。その後、参列者でお墓参りをし、会食(お斎)をするのが一般的です。

お盆のお供え物

お盆のお供え物と言えば、キュウリとナスを使って作る「精霊馬(しょうりょううま)」が有名です。これはご先祖さまや故人があの世とこの世を行き来する乗り物とされています。キュウリは足の速い馬に見立て、「あの世から早くお迎えできるように」という願いが込められ、ナスは歩みの遅い牛に見立て、「供物をたくさん牛にのせて、この世からあの世に帰るのに少しでもゆっくりしてほしい」との願いが込められています。

お供えの基本五供(ごくう・ごく)

一般的にお供え物の基本とされる「五供(ごくう・ごく)」を中心にお盆のお供え物を用意します。

  • お香
    お香の香りは、心身を清め、ご先祖様と向き合うために必要なものです。また、香りがすべての人に行き渡ることから、仏様の慈悲を象徴しています。線香の供え方は宗派により異なる場合があるので注意しましょう。
  • お花
    供花(きょうか・くげ)は故人への供養のためのもので、美しく清らかな心でお参りすることを意味しています。毒のある花やトゲのある花は避け、造花ではなく生花をお供えするのが一般的です。また、香りの強すぎる花も避けましょう。
  • 灯明(とうみょう)
    神仏に供える火のことです。古くは油皿を用いて火をともしましたが、近代ではろうそくや電灯を使用します。仏壇を照らすだけでなく、仏様が欲や煩悩を振り払い悟りに至った智者の光をたたえる意味もあります。
  • 浄水
    毎日清らかな水やお茶を供えることは、私たちの心を清めてくれます。宗派によってはお茶を供えることを禁じている場合もありますが、一般的には水やお茶を供えます。
  • 飲食(おんじき)
    私たちが普段食べる主食を仏壇にお供えします。「御霊供膳(りょうくぜん・りょうぐぜん)」と呼ばれる特別な御膳を用意する場合もありますが、通常は日常の食べ物で構いません。炊きたてのご飯を仏壇に供え、少し時間をおいてからお下がりをいただきます。故人の好きだったものをお供えしても良いでしょう。お供えは精進料理が基本です。

一般的なお盆のお供えに必要な物

上記の五供を参考に、精霊棚(しょうりょうだな)や盆棚(ぼんだな)にお供え物を並べます。飾り方や必要な物は宗派や地域、風習により様々です。ここでは一般的に必要なお供え物について記載します。

  • キュウリの馬
    足の速い馬に見立て、「あの世から早くお迎えできるように」との願いを込めて飾ります。
  • ナスの牛
    歩みの遅い牛に見立て、「供物をたくさん牛にのせて、この世からあの世に帰るのに少しでもゆっくりしてほしい」との願いを込めて飾ります。
  • 鬼灯(ほおずき)
    家までの目印として灯りに見立てお供えされます。
  • そうめん
    ご先祖様が帰る時のお土産(くもつ)をまとめる紐に見立て、縁起をかつぐ意味からお供えします。
  • 故人の好きだった果物や季節の果物
    丸いものが良いとされることが多いです。
  • 季節のお花
    季節感を大切にしたお花を供えます。
  • 霊供膳(りょうぐぜん)
    煮物や漬物、煮込みもの、汁物、ご飯などをお膳に並べた精進料理です。肉魚類や生臭いものは避けてお供えします。
  • まこも
    精霊棚や盆棚の上に、まこもで編んだござを敷き、その上にお供え物を置きます。
  • 盆提灯
    通常の盆提灯には絵柄がありますが、新盆・初盆には白木で作られた白い提灯を使います。初めての盆でしか使わない提灯ですので、お盆が終わったら燃やして処分します。現在では菩提寺でお焚き上げしてもらったり、奉書紙や半紙などで包んで処分することが一般的です。

初盆のお供えの時期

初盆のお供えの時期は、地域によって異なりますが、7月13日〜16日または8月13日〜16日の期間です。この期間に初盆のお供え物を用意し、故人を迎える準備を整えます。

初盆が始まる前に届いた供物、または初盆の期間中に頂いた供物が初盆用の供物となります。初盆が終わってから持参した供物は通常のお供物となりますので、注意しましょう。もし初盆供養に招待されていながら欠席せざるを得ない場合は、後日にお詫びの言葉を添えて供物をお渡しすると良いでしょう。

新盆・初盆は故人や遺族を亡くされた方にとってはとても大切な行事です。法要を行うことも多く、新盆・初盆のための飾りなども用意が必要です。しかし、はじめて新盆・初盆を迎える遺族の方にとっては実際、何を用意したらよいのか、お供え物をどのようにしたらよいのかわからないという方も多くいるようです。ここでは、新盆・初盆のお供えに必要なものの選び方やお供えの仕方に関してご紹介したいと思います。

新盆・初盆とは?

新盆・初盆とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆の事をいいます。新盆・初盆も意味は両者とも同じです。各地方や地域で呼び方、読み方に違いがあり、新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん)・初盆(はつぼん・ういぼん)など地域によって読み方が違ったりします。新盆は関東地域で使われることが多く、初盆は主に関西や九州地方などで多く使われいます。 同じ都道府県の中でもさらに細かく地域ごとにその呼び名などが変わっていることもあります。お盆の供養はみなさん毎年しますが、新盆・初盆は故人が亡くなって初めてこの世に戻ってこられることとなる為、通常のお盆よりも華やかな飾りつけなどをして手厚く盛大にお迎えするのが一般的です(飾りつけなどは地域や宗派により様々です)。そのため新盆・初盆の際は、親戚や故人と親しかった人を招き僧侶にお経をあげていただき供養をし、その後参列者でお墓参りをして会食(お斎)をしたりして新盆・初盆法要をします。

お盆のお供え物

お盆のお供え物と言えばキュウリとナスに割りばしやマッチ棒などを差して作る動物。子供にとってもこれを作るのは楽しみだったりしますよね。このキュウリとナスを使った動物は「精霊馬(しょうりょううま)」と呼ばれ、ご先祖さまや故人があの世とこの世を行き来する乗り物とされています。キュウリは足の速い馬に見立て「あの世から早くお迎えできるように」、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ「供物をたくさん牛にのせてこの世からあの世に帰るのに少しでもゆっくり遅くなるように」との願いが込められているのです。

●お供えの基本五供(ごくう・ごく)

一般的にお供え物の基本とされる五供(ごくう・ごく)といわれるものがあり、この五供(ごくう・ごく)を中心としてお盆のお供え物を用意します。

・お香

お香の香りは、私たちの心と身体を清める作用があるとされ、ご先祖様と向き合うために、必要なお供えものです。また、お香の香りは、すみずみまで行きわたることから、すべての人に行きわたる、仏様の慈悲を象徴しています。

※線香の供え方は、宗派により習わしが違います。

・お花

お花は供花(きょうか・くげ)と呼ばれ故人への供養ためのものでもあります。花のように、美しく、清らかな心でお参りするという意味が込められています。一般的に、毒のある花や、トゲのある花は控え、造花などではなく、生花をお供えするようにしましょう。

・灯明(とうみょう)

神仏(お仏壇)に供える火のことをさします。古くは油を使い、油皿を用いて火をともしましたが、近代では、安全面も踏まえ、ろうそくや電灯を使用します。ロウソクや電灯の明かりには仏壇を照らすだけでなく、仏様が欲や煩悩を振り払い悟りに至った智者の光をたたえるという意味も込められています。

・浄水

毎日きれいなお水やお茶を供える行為の事で、お参りする私たちの人の心を清めてくれることをさしています。※宗派によっては、お茶をお供えしてはいけないとしているところもありますが、一般的には、お水やお茶をお供えします。

・飲食(おんじき)

私たちが普段食べる主食と同じものを、仏壇にお供えします。「御霊供膳(りょうくぜん・りょうぐぜん)」などのように特別な御膳を用意する場合もありますが、通常は普段の皆さんが食べている物で構いません。主食は、一般的には、炊きたてのご飯を、一番初めに、仏壇へお供えし、少し時間をおいてから捨ててしまわず、お下がりをいただきます。決まった献立のほか、故人の好きだったものをお供えしても構いません。ご飯を毎日焚かないようであれば、ご飯を焚いた時のみでもかまいません。お供えは精進が基本です。

一般的なお盆のお供えに必要な物

上記の五供(ごくう・ごく)を参考にしてお盆に必要なお供え物を追加していきます。お盆の際ののお供え物は精霊棚(しょうりょうだな)や盆棚(ぼんだな)という台の上に置きます。飾り方や必要な物は宗派や地域、風習などにより様々です。ここでは一般的に必要なお供え物に関して記載したいと思います。

●キュウリの馬

足の速い馬に見立て「あの世から早くお迎えできるように」との願いを込めて飾ります。

●ナスの牛

歩みの遅い牛に見立てられ「供物をたくさん牛にのせてこの世からあの世に帰るのに少しでもゆっくり遅くなるように」との願いを込めて飾ります。

●鬼灯(ほおずき)

家までの目印として灯りに見立てお供えされます。

●そうめん

ご先祖様が帰る時のお土産(くもつ)をまとめる時の紐に見立て、縁起をかつぐという意味からお供えします。

●故人の好きであった果物や季節の果物(丸いものが良いとされることが多いです)

●季節のお花

●霊供膳(りょうぐぜん)

煮物や漬物、煮込みもの、汁物、ご飯などをお膳に並べる精進料理。肉魚類や生臭いものなどは避けてお供えします。

●まこも

精霊棚・盆棚の上にまこもで編んだござなどを敷いてお供え物を置きます

●盆提灯

通常の盆提灯は絵柄が入っていますが、新盆・初盆での提灯は白木で作られた白い提灯を使います。一度きりしか使わない物ですが、はじめて故人の方が帰ってくる際に迷わないようにと部屋の脇や仏壇の前などに吊るします。一軒家や地方では玄関に吊るしたりするところもあります。初めてのお盆でしか使わない提灯ですので、お盆が終わったら燃やして処分します。以前は送り火で燃やしたり、自宅の庭でお焚き上げしたりしていましたが、現在では菩提寺やお寺に持って行きお焚き上げをしていただいたり、奉書紙や半紙など白い紙にくるんで通常の一般ゴミとして処分する方も増えています。

初盆のお供えの時期

初盆のお供えの時期は、初盆の期間である7月13日〜16日もしくは8月13日〜16日となります。初盆とは、故人が家に戻られている期間のことを言い、この期間以外の日は初盆とは呼びません。

初盆用のお供え物として初盆が始まる前に届いた供物、もしくは初盆の期間中に頂いた供物が初盆用の供物となります。 初盆が終わってから持参した供物は、通常のお供物となりますので気をつけましょう。

初盆供養に招待されていて、事情によって欠席せざるを得なく、後日に持参する場合も通常のお供物となりますが、その場合は、初盆供養に出席できなかったことをお詫びする一言を述べてご遺族の方にお渡しすると良いでしょう。

まとめ

新盆・初盆は故人が亡くなって初めて迎える特別な行事で、地域や宗派によって呼び方や習慣が異なります。お供え物の基本は五供(お香、お花、灯明、浄水、飲食)で、精霊馬や鬼灯、果物なども用意します。初盆の期間(7月13日〜16日または8月13日〜16日)に合わせて供物を用意し、白木の盆提灯を使用します。欠席した場合は後日、お詫びの言葉を添えて供物を渡すと良いでしょう。心を込めた準備が大切です。

タイトルとURLをコピーしました